1つのボタンができるまでは何度も工程がかかります。
1 ボタン生地
薩摩焼には黒薩摩・白薩摩とあり、ボタンは白薩摩の白い生地を使用2 下書き
デザインを決めて、極細水性ペンで下書き(ペン跡は窯内で蒸発します)3 すじ書き
極細イタチ毛を使いマット金(金または白金と、油を混ぜた液)で輪郭取り4 色入れ
陶磁器用の絵の具をすり鉢で磨り込み、マット金の輪郭内に色を入れる5 焼成
小ぶりの電気窯で750度4時間強かけて焼成し、自然冷却するまで待つ6 修正
再び陶磁器用絵の具で色むらを修正し、再度5の工程と同じく焼成冷却7 金彩色
マット金で、細かい金彩色や盛金を施し、620度で3時間強低温焼成8 完成
金を磨き、完成